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今のバイクは高い。 売れないから仕方ないが、高い。

自分がニキビを潰したり、八百屋でバイトしたり、
テストでわからない問題には落書きして提出してた頃(つまり高校生の頃)は、
CBX400Fの48馬力48万円に代表されるように、1馬力1万円が相場だった。

 
ちなみに落書きと言っても絵なんかじゃなく、ちょっとひねりの効いた(?)文章なんかを
書いてたんだが、いい出来のものは先生がほかのクラスに紹介したりして、
だから調子に乗ってもっと書いたりして、じゃあ、どんだけわからん問題があったんや、
っちゅう話になるんやけど、そのうち他のクラスから対句みたいなもんまで出たりして、
テストもちょっと楽しかった。

というか、だいたい問題自体が、さすが大阪というべきか、ふざけてた。

・・・この遺跡はなにか。次の中から選べ。
 ①平城京
 ②長岡京
 ③花紀京

みんな、ああ、そう来たか、って、たんたんと答えてたけど。
今って、やっぱりこんなん許されへんのやろか?
でも自分らの代って、うちの高校でそれまでで最高の進学率やったから、
やっぱり遊びは必要やね。



ちがう。言いたいことはこんなことじゃない。
バイクの値段のことだ。

確かにバイクは馬力じゃないけど、あるに越したことはないでしょう?
なのに今は20馬力くらいで50万円するん?
1馬力2万円?
考えれん。
たしかに中低速トルクやレスポンスなんかは格段に上がってるし、
剛性があってサスもいいから、乗りやすいんやろうけどねえ・・
高いだけじゃなく、デザインも好きじゃない。
昭和に生まれてよかったよ。



ということで、前説が長くなりましたが、
長らくお待たせいたしました。
過去の愛車、第3弾です。

スズキ GS125E KATANA!
  
  
乗ってたのは赤色。キャンディ・ジプシー・レッド だったかな?
キャンディカラーは当時流行った色で、透明感のある、まさに飴のような色。
ワインレッドっぽい、味わい深いやつだった。
そして、唯一、新車で手に入れたバイクだ。

  
さてこのバイク。
言うまでもなく刀兄弟の末弟だが、タンクの形状以外に刀らしさを感じることは難しい。
しかし、単気筒13ps、最大トルク1.0kg/mの街乗りバイクに刀を名乗らせた、
当時のスズキの首脳陣に気概を感じる。

スタイルは今見てもシンプルにまとまっていて、完成度が高い。
18インチと12リットルのタンクのおかげで、125でも見劣りしない。
兄のGSX250E KATANAや、未だ愛するGN50Eと共通する星形キャストホイールも
よく似合っている。
関係ないが、最近の小僧がGSX250Eや400Eをゴキとかザリとか呼ぶのにムカつきませんか?
あの頃、そんな風に呼んだ記憶、ないし。
たぶんオンタイム以降の2次的ブームで付けられたあだ名やと思うけど。
ちゃんと、ジスペケニーハンイーカタナって呼ぼう!
ケンタじゃなくて、ケンタッキーフライドチキンって呼ぼう!

吹け上がりは軽やかで、低速トルクも数値以上に感じられ、
タイトコーナーが連続するような峠では結構速かった。
ただ、最高速度はメーター読みで110km/hくらいだったけど。
でもその分、燃費は素晴らしく、最高は53km/㍑だ。 カブ並み。
12リットルのタンクなので、いつも500kmは無給油で走れた。

タイヤはチューブタイプで、細いから自分で替えてた。
バイク屋から持って帰るときは、いつもタイヤを新聞紙でくるんで、
その中に自分を通して走った。 今そんな奴おらんな。当時もおらんかったけど。

このバイクのスペシャルな点は、他にもあって、その一つがANDFだ。
これは「アンチ ノーズダイブ フォーク」の略だったと思うが、
つまりはブレーキングでも姿勢変化をある程度抑えるって機構だ。
1100刀や250刀にも採用されていて、たしかインパルスにも付いてた気がするけど、
そんな上級システムが採用されてるのもかなりの加点だった。
あと、これはまあ、便利ではあったけど、ない方が良かった気がする、
ポジションインジケ-ター。
要するに今、何速かってのがわかるやつやね。教習車みたいだ。
もともと5速しかないから、なくても困らんかったと思うけどね。

もちろんマイナスな点もある。
シートがよくない。
写真を見ればわかるが、えらく前に傾いてる。
このおかげで常に前に座らされてしまう。
後ろに座ってても、いつの間にか前にいる。
今思えばアン抜きすればよかったんだろうが、若かったので特に気にしなかった。

何回もコケた。
成人式に行かず、ツレと走っててトンネル出口の急カーブに気付かず、
対向車線まで転がったこともある。
あの時は対向車がなくてよかった。生きててよかった。
ある意味、どこかの部族の成人式に通ずるものがある。
バンジーみたいな。
そうか、あれで大人になったのか。

トンネル出口でコケたことは他にもある。
トンネルを抜けると雪が積もってた。 
入るときはそんな気配すらなかったのに、出たら雪だ。どうしようもない。
きれいにスカッとコケた。リア右のウィンカーが折れた。
そこでは何台かのバイクが同じようにコケてて、皆が笑いながらバイクを起こしてくれた。
高知と愛媛の県境の、照明が一切ない真っ暗な寒風山トンネルだ。
真ん中あたりが一番高くなるように縦断勾配がついてるから、入ってしばらくは
出口が見えない。中央を超える頃にやっとポツンと小さな明かりが見え始める。
いつだったか、みんなで肝試しに歩いて走破したことがあるが、
あの闇の感触は今でもすぐそばにあるように思い出すことができる。
今は隣にいいトンネルが出来てるから、もうコケるバイクもないだろう。

このバイクでいろんなところへ行った。
四国はもとより、大阪への帰省や信州、中国地方、果ては本土最南端の佐多岬なんかだ。
高速は走れなかったが、125なのでフェリーや有料道路は原付料金で安く、
それらを利用してなるべく遠くに行った。
若かったので炎天下もなんのその、真夏の渋滞路もへっちゃらだった。
リアシートにテントとシュラフなんかをくくり付けて、
夏が来るたびに1週間くらいの旅に出ていた。

メンテなんて、プラグとオイルの交換とエアクリの洗浄くらいしかしなかったけど、
いつも元気に走ってくれた。
45,000キロくらいでGPZ250Rに乗り換えるまで、チェーンもスプロケも換えなかったし、
何度コケてもハンドルやステップは曲がらなかった。
ミラーとメーターバイザーは割れたけど。

今でも、カラーは違うけど、125刀が走ってるのを見ると
大事に乗ってやってほしいと思って眺めてしまう。
いいバイクだったなあ。

そういえば、初めて女の子を後ろに乗せたのはこのバイクだった。
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今日も仕事のはずだったが、天気に負けた。









そうそう、タイヤをIRCのRX-02に換えた。
もう、安定感抜群!! まっすぐ走るし轍も気にならないし!
前のがピロリ菌のデーモン閣下だったからなおさらだけど、これ、いいタイヤです。
パターンが普通と逆ってのも新鮮だ。
店で替えてもらったけど、ホイールを外して持っていったら、
古タイヤの処分まで入れて1万円くらいだった。
まあ安いかな。
リアはあと4,000キロくらい大丈夫そうだけど換えたくなってきた。考え中。


気温も高くてクルマも少なくて、バイクの調子も良くてピースサインもあって、
気持ちのいい One day touringだった。
遊んだ分、明日は仕事に行こうと思う。

では。
いいとこ突いてくるなあ。
 
 

250では一番じゃないっすか?
人気で250Ninjaを抜くな。

ちなみにタイヤサイズは3vnと一緒。
車両重量150kgほどで36馬力。
これは速いで~。
試行錯誤。

カレンダーも付いて、なんか嬉しい。


ところでタイトルは、新撰組一番隊組長 沖田総司にちなんだ。
最近、たまたま、彼の没後100年目に自分が生まれたことを知ったという、
ただそれだけの・・・












木曜は家から割と近いところで仕事だった。
そしてその仕事は午前中に終わった。 終わらした。

少し悩んで、やっぱり昼から休暇を上げた。


で、こうなった。


小さな湖の周回道路。
紅葉がきれいなことで有名で、この時期の土日はクルマが多いと思うが、
今日はたまにじい様やばあ様たちが、ゆるゆると走るくらいだ。

その湖。
冬は凍る。



そして道路。
奥の林の中を抜けて、湖を一周する。



ちなみに林の中は荒れたタイトコーナーが連続する。
しかもこの時期は落ち葉が多い。

スリックなフロントで恐怖感倍増だ。


これは今朝。
朝の7時半、気温5℃&霧の中を仕事前の一走りに行ってやった。
 

今シーズン初のウィンターグローブを装備したが、全身凍えた。
帰る間際に霧が晴れてきやがった。

ここは割りとテクニカルなワインディングなので、
リアダンパーの調節みたいなことをしてみた。
でも寒さのせいか、タイヤがカチカチ。 滑って怖いのであんまり攻めれんかった。
まずはそれを換えないといけないね。

では。
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